騒動の発端は、2006年10月にリリースされたCHEMISTRYの通算17枚目のシングル『約束の場所』でした。この楽曲の作詞・作曲を手掛けたのが槇原敬之氏です。楽曲のメッセージ性の高さと美しいメロディが支持を集める一方、リリース直後に思わぬ横やりが入ることとなりました。
『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』の原作者として知られる松本零士氏が、情報番組やスポーツ紙などのメディアを通じて「自分の作品のセリフが盗用されている」と公に告発したのです。松本氏は、槇原氏が過去の対談等でファンであることを公言していた点にも触れ、「無断で使われたのは非常にショックだ」と強い憤りを露わにしました。
連日ワイドショーで大々的に報じられた槇原敬之の盗作騒動に対するネットの反応は瞬く間に二分しました。巨匠の言葉を信じて槇原氏を批判する声がある一方、「ありふれた言い回しではないか」「一方的なメディアリンチではないか」と疑問を呈する声も多数上がり、事態は一気に過熱していきました。