『クレヨンしんちゃん』に登場する埼玉県春日部市の野原家は、敷地面積約40〜45坪、延床面積約27坪の木造2階建て住宅です。父・ひろしが「あと32年残っている」と嘆く住宅ローンの描写は作品の名物フレーズとして広く浸透しています。
間取りは機能的な「3LDK」設計です。1階には家族団らんのLDK(リビング・ダイニング・キッチン)と客間を兼ねた和室、浴室や洗面所などの水回りを集約。2階には夫婦の寝室とひろしの書斎(物置部屋)が配され、庭には愛犬シロの小屋と自家用車1台分の駐車スペースが確保されています。
春日部市内の駅徒歩圏にある戸建て相場を考慮すると、新築当時の分譲価格は約2,500万〜3,500万円前後と推計されます。現代の建築資材高騰を反映させた注文住宅として同等の家を建てる場合、本体工事費と附帯工事を合わせて約2,200万〜2,800万円が建築費用の目安です。商社の係長として20代で庭付き一戸建てを購入したひろしの経済力は、ネット上の考察コミュニティでも「極めて優秀な高スペック会社員」として再評価されています。