体調の戻り具合に合わせて食事の形態をステップアップさせていくことが、ぶり返しを防ぐ王道です。体調を見極めながら以下の3段階を意識して進めていきます。
ステップ1:水分と電解質の補給(解熱直後〜半日)
吐き気が治まった直後は、経口補水液や薄めたスポーツドリンク、白湯、具なしのコンソメスープなどを少量ずつ口に含みます。一気に飲むと胃の反射で吐き気を誘発するため、常温のものをスプーン1杯ずつ、あるいはストローでゆっくり飲むのが鉄則です。
ステップ2:流動食から半固形物へ(1〜2日目)
水分がしっかり保持できるようになったら、消化の良い炭水化物を中心にスタートします。水分を多く含んだ重湯や5分粥、柔らかく煮込んだうどん、すまし汁などが適しています。血糖値を穏やかに上げ、脳と筋肉へ最小限のエネルギーを供給します。
ステップ3:良質なタンパク質の導入(2〜3日目以降)
下痢や胃痛が落ち着いてきたら、組織の修復を促すタンパク質を少量ずつプラスします。脂質の少ない豆腐、温泉卵や茶碗蒸し、白身魚(タラやタイなど)、鶏ささみのひき肉などを柔らかく加熱して取り入れます。この段階をクリアして初めて、柔らかめのご飯や通常の主菜へと戻していきます。