花咲カントリー倶楽部のコースレイアウトは、甲斐の山並みを巧みに取り入れた丘陵コースです。アウト・インの各9ホール、計18ホール(パー72)で構成され、四季折々の富士の借景がプレーヤーの目を楽しませます。しかし、美しい景観に見惚れていると、随所に潜む罠に足元をすくわれます。
具体的な攻略法として抑えておくべきポイントは以下の3点です。
第一に、「ティーショットのランディングエリアの絞り込み」です。左右どちらかが法面(傾斜地)になっており、逆サイドがOBやペナルティエリアというレイアウトが複数存在します。無理に中央を狙うのではなく、傾斜を利用してフェアウェイに戻すルート選択や、フェアウェイウッド・ユーティリティでの刻みが決定的な差を生みます。
第二に、「セカンドショット以降の高低差(打ち上げ・打ち下ろし)の計算」です。山岳・丘陵特有の錯覚により、ピンまでの実質距離を見誤りやすい傾向があります。最新鋭のGPSカートナビに表示される高低差データを鵜呑みにするだけでなく、当日の風向きやライの傾斜を考慮した番手選びが欠かせません。
第三に、「受けグリーンの傾斜と芝目の見極め」です。花咲カントリー倶楽部のグリーンはアンジュレーションが豊かで、特に手前から奥への傾斜や、山側からの芝目が効いているホールがあります。「ピン奥につけると下りの強烈なパットが残り、3パットが確定する」という声が多いため、徹底して「手前から攻める」のが鉄則です。