主要ターミナル駅を降りると視界を埋め尽くす巨大な看板。日本のコンシューマーエレクトロニクス市場を牽引してきたビックカメラとヨドバシカメラは、今まさに店舗の再定義を進めている。単に箱を並べる販売手法は終わりを迎えた。フロアの主役に躍り出たのは、生活空間を丸ごと再現した体験型ブースだ。
照明の調光からオーディオの鳴り響きまで、自宅のリビングを再現した空間で納得いくまで試せる。ヨドバシカメラの圧倒的な在庫量と専門スタッフの濃密な解説、ビックカメラの洗練された都市型ライフスタイル提案。両者の熾烈な競合が、店舗へ足を運ぶ強い動機を生み出している。