眞栄田郷敦の本名は前田郷敦(まえだ ごうどん)。父・千葉真一が海外でも通用するようにと名付けた誇り高き名前です。彼の経歴において特筆すべきは、高校時代に打ち込んだ吹奏楽部での経験です。岡山県の強豪校・明誠学院高等学校でアルトサックスを担当し、部長として全国大会出場を果たすほどの腕前を誇っていました。
東京藝術大学の受験失敗という大きな挫折を味わった後、兄の出演映画の撮影現場を見学したことを機に俳優の道を志します。音楽で培った「リズム感」「集中力」「ミリ単位の表現へのこだわり」は、現在の緻密な演技プランの土台となっています。
また、183cmの長身と彫刻のような筋肉美も彼の大きな武器です。ドラマ『ノーサイド・ゲーム』でのラガーマン役では15kg以上の増量を敢行し、その後の作品でも役柄に合わせて体脂肪率を極限まで絞り込むなど、徹底したフィジカルコントロールを行っています。