四条烏丸という一等地において、天ぷらと海鮮という王道の和食ジャンルで確固たる地位を築いている米福。その人気の根底には、徹底した素材へのこだわりと独自の仕入れルートが存在します。
最大の特徴は、揚げ油に100%米油(こめあぶら)を採用している点です。米油は植物油の中でも酸化安定性に優れ、オレイン酸やリノール酸などの良質な脂肪酸に加え、抗酸化作用を持つ天然成分「ガンマ-オリザノール」やビタミンEを豊富に含みます。高温でカラッと揚がるため、衣が油を吸いにくく、素材本来の旨味を閉じ込めた極上のサクサク食感を実現。一般的な揚げ物にありがちな「油っこさ」や「食後の重さ」を徹底的に排除しているため、年配の来店客や女性客からも「最後まで驚くほど軽やかに食べられる」と高く評価されています。
もう一つの柱である海鮮は、鳥取県・境港をはじめとする山陰の漁港から朝獲れ鮮魚をダイレクトに直送。中間マージンを極力抑えた独自の流通体制を構築することで、京都にいながら日本海の豊かな海の幸を抜群の鮮度と驚きの低価格で提供しています。この「ヘルシーで軽快な本格天ぷら」と「鮮度際立つ産直海鮮」のハイブリッド戦略こそが、日常使いから宴会まで幅広い層を魅了する決定的な要因です。