半信半疑のまま、編集部でも実際にこの方法を試してみました。熱湯から引き上げた栗は、まだほんのりと温かい状態です。お尻のザラザラした部分(座)に少しだけ包丁で切れ目を入れ、そこから指で皮を引っ張ってみました。
驚くべきことに、あれほど硬かった鬼皮が、まるで茹で卵の殻のようにペロリと剥がれていきます。さらに驚いたのは渋皮です。普段なら爪でガリガリと削らなければ取れない渋皮が、鬼皮と一緒にツルンと一体になって剥がれ落ちました。力はほとんど要りません。10個の栗を剥くのにかかった時間は、わずか3分足らず。これまでの苦労は何だったのかと、拍子抜けするほどの簡単さです。