函館を舞台に壮大な謎解きとアクションが展開された『劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜星』。北海道を巡る宝探しと幕末の歴史が交錯する物語において、大阪府警の首脳陣である平蔵の存在感はスクリーンの裏側でも決定的な役割を果たした。
平次やコナンが現場の第一線で激しい争奪戦を繰り広げる裏で、組織を動かし、広域な警察ネットワークを影からコントロールする平蔵の権能。劇場版という巨大なスケール感の中でも、彼の存在が作品全体のリアリティと重厚感を担保していたことは疑いようがない。単なるアクション活劇にとどまらない本格ミステリーとしての骨格を支えているのは、こうした国家警察レベルの頭脳なのだ。