BandLab以外にも、用途に応じて選ぶべき個性豊かなアプリが存在します。ユーザーの制作スタイルによってベストな選択肢は異なります。
1. 直感的な楽器演奏を楽しみたいなら「Walk Band」
Walk Bandの評判を調べると、「画面上のピアノやドラム、ギターを指で弾いて遊ぶ感覚が、初期のガレージバンドに一番近い」という声が目立ちます。DAWとしての細かなミックス機能よりも、画面内に並んだ楽器を直感的にタップしてマルチトラック録音したいライト層に最適です。動作が非常に軽快なため、スペックが控えめなAndroid端末でもストレスなく動作します。
2. ビートメイク特化なら「FL Studio Mobile Android」
ヒップホップのトラックメイカーやEDMクリエイターから絶大な支持を得ているのがFL Studio Mobile Android版です。PC版の「FL Studio」譲りのステップシーケンサーを搭載しており、ドラムパターンの構築スピードはスマホアプリ随一です。シンセサイザーの音作りも細かく追い込めるため、クラブミュージックを作りたいなら買い切り価格以上の価値があります。
3. PC同等の本格ミキシングを目指すなら「Cubasis 3」
Cubasis 3とAndroid向け他社アプリの違いは、なんといってもSteinberg社が培ってきた圧倒的なオーディオエンジンとミキサーコンソールの緻密さにあります。外部のオーディオインターフェースを接続して生楽器やボーカルを高音質録音したり、トラックごとに細かいイコライザー(EQ)やコンプレッサーをインサートして楽曲全体のバランスを整える作業においては、スマホ向けアプリの最高峰と言えます。