現代社会におけるタイムパフォーマンス(タイパ)の追求は、恋愛や結婚のあり方にも及んでいる。婚活市場で「条件」をすり合わせ、互いにプライドをぶつけ合う不毛な時間を過ごすくらいなら、最初から「自分が養う代わりに、自分好みの快適な環境を作ってくれる相手」を囲い込む方が合理的だという判断だ。これは一種の合理的なアウトソーシングと言える。
特に、激務に追われる女性にとって、男性側の「経済力のなさ」はむしろ好都合に働く場合がある。浮気をする時間的・金銭的余裕がなく、常に自分を最優先にしてくれるという安心感。この「精神的な安全保障」こそが、高額な生活費の対価として支払われているのだ。