越中屋を訪れた際、最大限の満足度を得るためには注文の組み立て方が重要になります。初訪問の読者にもおすすめできる、王道の注文フローと看板メニューを解説します。
まずは「お造りの盛り合わせ」からスタートするのが通の頼み方です。その日の朝に仕入れられた旬の白身、脂の乗った青魚、熟成をかけた本マグロなどが美しく盛り込まれ、素材の鮮度と包丁のキレをダイレクトに実感できます。
握りの段階では、以下の名物が外せません。
- 極上煮穴子:口に入れた瞬間にふわりと溶けるような柔らかさと、継ぎ足しのツメの上品な甘みが際立つ不動の看板ネタ。
- 本まぐろ赤身・中トロ:しっかりとした酸味と旨味を持つ赤身のヅケや、きめ細やかな脂が広がる中トロ。
- 雲丹(うに)・いくら:ミョウバン臭さの微塵もない濃厚な甘みの雲丹を、惜しげもなく盛り付ける贅沢な一貫。
- 車海老・芽ねぎ:注文後に手際よく処理される車海老の甘みと食感、そして口直しに爽快な香りを届ける芽ねぎ。
大将に好みを伝えつつ「おまかせ」で旬の握りを一通り握ってもらい、後半にお気に入りのネタや気になった一品を追加注文するスタイルが、最もスムーズかつ満足度の高い楽しみ方です。