試験対策や日常の疑問で「これは有機物か無機物か?」を迷わず判定するためには、以下の論理的な3段階フローを適用するのが最も確実です。
ステップ1:化学式に「C(炭素)」が含まれているかを確認する
水(H₂O)、食塩(NaCl)、鉄(Fe)、ガラス(主成分SiO₂)のように、Cが含まれていない物質は、その時点で100%「無機物」と確定します。
ステップ2:有名な「4大例外ルール」に該当しないか照合する
Cが含まれていた場合、それが「①炭素単体(ダイヤ・黒鉛)」「②二酸化炭素・一酸化炭素」「③炭酸塩(CaCO₃、NaHCO₃など)」「④シアン化合物」のいずれかであるかを確認します。これらに当てはまれば「無機物」です。
ステップ3:燃焼させた際の挙動(焦げ・気体発生)を想定する
例外に該当せず、炭素骨格を持ち「加熱すると黒く焦げる」「燃えて二酸化炭素と水が出る」性質を持つ物質(プラスチック、紙、油、エタノール、砂糖、タンパク質など)は、すべて「有機物」と判定できます。