最も大きな違いは、その「読者ターゲット」にある。『古事記』は天武天皇の発案により、国内の豪族たちに向けて「天皇家がいかに正当な血統であるか」を納得させるために作られた。いわばインナー向けのストーリーテリングだ。だからこそ、神々の失敗談や人間味あふれる愛憎劇が生き生きと描かれている。一方で『日本書紀』は、中国(唐)や朝鮮半島諸国を強く意識して編纂された。当時の日本が「東の果ての文明国」であることをアピールするための、対外的な公式プレスリリースだったのである。
【動画まとめ】 日本 書 紀 古事記 違い 話題のバズ動画・画像 #728
•
•
1分で読める