こうした動画が拡散される一方で、動物福祉の最前線からは強い懸念の声が上がっている。英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)をはじめとする世界各国の動物愛護団体は、SNSでのバズや「ウケ」を目的として意図的に猫を驚かせる行為に対して、明確な警鐘を鳴らし続けている。
過度な恐怖と衝撃は、猫に激しい精神的ストレスを与えるだけではない。パニックを起こして勢いよく跳び跳ねた際、周囲の家具や食器に激突して骨折や捻挫などの深刻な怪我を負うリスクが極めて高いのだ。さらに、最も安全であるはずの食事スペースに対する恐怖心が植え付けられると、特発性膀胱炎や拒食症といったストレス性の疾患を誘発する恐れすらある。