どれほど優れた染料であっても、キャンバスとなる土台の髪の状態を見誤れば期待通りの発色は得られない。編集部がプロのカラーリスト協力のもと実施した独自検証では、明度16レベル以上のハイトーン毛において最もムラのない美しい仕上がりが実証された。
ブリーチ直後の髪は極度に乾燥しており、染料を不均一に吸い込みやすい。ここで最大の鍵を握るのが塗布前の「水分コントロール」だ。完全なドライ状態ではなく、タオルドライ後の湿り気を帯びた髪に塗布することで、トリートメント成分がスムーズに伸び広がり、根元から毛先まで均一な発色をもたらす。
また、塗布量の出し惜しみは色ムラの直接的な原因になる。薬剤を髪に揉み込むようにたっぷりと塗布し、コーミングで全体へ均等に行き渡らせたら、ラップを巻いて20〜30分しっかり放置する。加温器がなくても体温を利用して浸透を高めれば、驚くほど艶やかな質感が手に入る。