初めて神戸を訪れる人も、何度も足を運んでいるリピーターも満足できる究極の回遊ルート。これこそが、多くの旅行ガイドが絶賛する王道コースだ。まずは朝の澄んだ空気のなか北野異人館街を散策し、明治期の面影を残す洋館で歴史の息吹を感じる。午後は旧居留地の洗練されたブティック街でショッピングを楽しみ、夕暮れ時には港へ下りて潮風を感じるのが理想的だ。
だが、地元民が密かに教える隠れた穴場はここからが本番。例えば、諏訪山公園の「ヴィーナスブリッジ」から見下ろす夜景は、有名展望台ほどの混雑がなく息をのむ美しさ。また、南京町の賑やかなメイン通りから一本路地に入った場所にある隠れ家茶館では、喧騒を忘れて贅沢な時間を過ごせる。失敗しない旅の秘訣は、王道と穴場を巧みに織り交ぜるハイブリッドな日程づくりにある。