海中道路を渡りきった先には、平安座島、宮城島、伊計島、そして浜比嘉島という4つの離島が連なる。この島々の景観のコントラストは、初見の旅行者を間違いなく驚かせる。
平安座島へ上陸して真っ先に視界を圧倒するのは、石油備蓄基地の林立する巨大タンク群だ。インダストリアルな人工美と原色の南国風景が奇妙に同居する。そこから起伏に富んだ宮城島へ登れば、サトウキビ畑の向こうに切り立った断崖絶壁「果報バンタ」が視界を奪う。さらに奥の伊計島には透き通るビーチが広がり、橋を南へ折れた浜比嘉島には、琉球開闢の祖が眠る聖地アマミチューの静謐が漂う。4.7キロの道を起点に、島ごとに異なる文化と神話の地層が重なり合っている。