Q1:散歩中や庭でミニトマトのヘタを誤って食べてしまいました。すぐに病院へ行くべきですか?
A1:成犬がヘタを1個程度誤食しただけで直ちに致死量に達する可能性は低いですが、体重3kg未満の超小型犬や子犬の場合は中毒症状が現れるリスクがあります。無理に吐かせようとせず、その後数時間から24時間は嘔吐、下痢、震え、ぐったりしていないか注意深く観察してください。少しでも異常行動や頻回の嘔吐が見られた場合は、誤食した時刻と状況を控えて即座に動物病院を受診してください。
Q2:人間用の市販トマト缶(水煮)やパスタソースを取り分けて与えても大丈夫でしょうか?
A2:絶対に与えてはいけません。パスタソースや煮込み用のトマト缶には、風味付けのためにタマネギやニンニクのエキス、多量の食塩が含まれている製品がほとんどです。タマネギ中毒は犬の赤血球を破壊し、急性溶血性貧血や血尿を引き起こす致命的なものです。原材料表示が「トマト」のみで完全無添加の水煮であっても、酸味が強く胃腸を刺激するため、基本的には犬用の生鮮トマトを調理して与えるべきです。
Q3:トマトが大好物の愛犬に、毎日おやつとしてあげても問題ありませんか?
A3:毎日の常用はおすすめできません。健康な成犬であっても、継続的な大量摂取はカリウムの偏りや体を冷やす原因となります。また、酸味の強いトマトを頻繁に食べることで胃酸過多になり、黄色い胆汁を吐き戻す体質になる個体もいます。あくまで週に数回程度のアクセントや、特別なご褒美、真夏の水分補給サポートとしての位置づけに留め、基本給餌は総合栄養食で完結させてください。