ヨレヨレになったTシャツの首回りを元通りに縮める手順は、驚くほどシンプルだ。用意するものは氷水とアイロンだけ。まず実践してほしいのが氷水浸け置き法である。洗面器にたっぷりの氷と冷水を用意し、首回りのリブ部分だけをジャバラ状(アコーディオン状)に折りたたんで1分ほど浸す。冷やすことで、熱や水で緩んだコットン繊維をギュッと引き締め、元の形を記憶させる効果があるのだ。
水気を優しく絞った後は、第二のステップであるスチームアイロン補正へと移る。濡れた首元を平らなアイロン台に広げ、指先で形を整えながら、熱いスチームを当てて上から垂直に押さえていく。擦るように滑らせるのではなく、蒸気の熱と圧力で繊維を再固定するイメージだ。この二つの工程を合わせることで、ヨレていた襟元が驚くほどキュッと引き締まるのを確認できるはずだ。