松坂慶子の円熟した魅力が存分に発揮されているのが、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)での好演です。これまで数々の名作に出演し、作品に奥行きと明るさをもたらしてきました。
特に2018年度後期の『まんぷく』では、ヒロインの母・今井鈴役を怪演。「私は武士の娘です!」という決め台詞は流行語となり、時にわがままでありながらも家族を心から愛する母親像を愛嬌たっぷりに演じ切りました。
さらに2026年度前期の『らんまん』では、神木隆之介演じる主人公の祖母・槙野タキ役として出演。土佐の酒蔵を守る厳格さと、孫の才能を見抜いて背中を押す深い愛情を威厳ある佇まいで表現し、視聴者の涙を誘いました。朝ドラの歴史において、彼女の存在はもはや欠かせないレジェンドとなっています。