巨額不正送金事件の捜査が進むにつれ、水原氏がこれまで築き上げてきた経歴そのものにも重大な疑惑が浮上しました。その代表格が学歴詐称疑惑です。
MLBの各球団ガイドやメディア向けプロフィールでは、水原氏の最終学歴は「カリフォルニア大学リバーサイド校(UCリバーサイド)卒業」と記載されていました。しかし米メディアが同大学に照会したところ、広報担当者は「水原一平という人物が通っていた記録は一切存在しない」と公式に回答。学歴が虚偽であったことが判明しました。
さらに、過去にボストン・レッドソックスで岡島秀樹氏の専属通訳を務めていたとされる経歴についても、球団側から「通訳として雇用した記録はない」と否定されるなど、長年にわたって経歴を偽装し、周囲を欺き続けていた実態が次々と露呈することとなりました。