公立高校受験において、指標となる数字の解像度をどこまで上げられるかが勝敗を分けます。埼玉県立草加西高等学校における最新の北辰テスト偏差値の基準は45を中央値とし、安全圏は48以上、合格ラインのボーダーは42〜44付近に位置しています。模試判定で「安全圏(A判定)」をキープするには偏差値47以上を複数回記録することが望ましい水準です。
しかし、埼玉県の公立入試で合否の半分を握るのは学力検査当日の点数だけではありません。中学校から提出される調査書、いわゆる「内申点」の比重が極めて大きいのが特徴です。草加西高校の選抜基準において、調査書の学年別比率は「1年:2年:3年 = 1:1:2」(または同等の傾斜配点)が適用されるのが通例となっています。これは、中学3年生の通知表の重みが中1・中2の2倍に相当することを意味します。
合格者の通知表データを追跡すると、内申点の目安は以下のレンジに集約されます。
- 第1学年:25〜27(オール3弱からオール3)
- 第2学年:26〜28(オール3前後)
- 第3学年:27〜30(オール3から4が1〜2個混ざる状態)
3年間の内申点合計(1:1:2計算など各年度の配点換算後)で標準値を満たしていれば、学力検査で大きなヘマをしない限り合格圏内にとどまります。一方で、通知表に「2」が複数並び、3年次の内申が24以下に落ち込んでいる受験生の場合、学力検査で平均以上の得点を叩き出さなければ内申点のディスアドバンテージを埋められません。入試本番で必要となる得点は、5科目合計(各100点・計500点満点)で210点〜230点、1科目あたり約42〜46点が実質的な合格ボーダーラインとなります。