「せっかく格式高い神社でお祓いを受けたのに、かえって疲労感が増した」という声を聞くことがあります。失礼な作法をしていないにもかかわらず重苦しさを感じる現象は、決して霊的な障りや罰が当たったわけではありません。人間が持つ生体リズムや気質と、その土地が持つ磁場や自然エネルギーの波長が噛み合っていないケースがほとんどです。
東洋思想における自然観では、万物は固有の気(エネルギー)を帯びて循環していると考えます。神社も同様に、背後の山、流れる川、祀られている御祭神の神格によって放つ波動が異なります。自分と相性の良い神社へ行くと「呼吸が深くなる」「頭がクリアになる」といった心地よさを覚える一方、波長がぶつかり合う神社では、一時的なエネルギーの乱れから頭痛や倦怠感といった「好転反応」に似た拒絶反応が生じることがあります。
つまり、神社選びで最も大切なのは「有名無名」や「格式」ではなく、自分自身の属性との親和性です。参拝前に自身の気質を知ることは、神社巡りをより有意義な時間に変える第一歩となります。