かつて子供の小遣いで楽しむ100円〜200円の娯楽だったガチャガチャは、完全に「大人の趣味」へと昇華した。現在の中野ブロードウェイで存在感を放っているのが、1回500円から1,500円、時にはそれ以上の価格設定がされたハイエンド商品群だ。
精密な可動関節を持つメカフィギュアや、本物の素材感を完全再現したミニチュア家具、有名建築家が監修した精密模型など、その出来栄えは一昔前の数千円以上する完成品フィギュアと何ら変わらない。小銭を投入してハンドルを回す瞬間の緊張感と、手のひらサイズに凝縮された圧倒的な造形美。この2つが組み合わさることで、大人の所有欲を強烈に刺激している。