『終末のワルキューレ 何巻まで』続くのかという疑問を解き明かすうえで、避けて通れないのが「神対人類十三番勝負」の戦績推移です。全13戦中、先に7勝を挙げた陣営が勝利という極限ルールのもと、戦況は常に一進一退の息詰まるデッドヒートが繰り広げられてきました。
これまでの歴代対戦カードと結果を整理すると、作者陣が綿密に計算したドラマツルギーの凄まじさが浮き彫りになります。
・第1回戦:トール vs 呂布奉先(神勝利/トールハンマーの圧倒的破壊力)
・第2回戦:ゼウス vs アダム(神勝利/全知全能の父ゼウスの辛勝、父性の激突)
・第3回戦:ポセイドン vs 佐々木小次郎(人類初勝利/千変万化の「千手無双」)
・第4回戦:ヘラクレス vs ジャック・ザ・リッパー(人類勝利/倫理と悪意、哀しき決着)
・第5回戦:シヴァ vs 雷電為右衛門(神勝利/互いの誇りを懸けた肉弾戦)
・第6回戦:零福/波旬 vs 釈迦(人類勝利/神を裏切り人類代表として立った釈迦の覚醒)
・第7回戦:ハデス vs 始皇帝(人類勝利/王と王の矜持、人類が一時リードを奪う)
・第8回戦:ベルゼブブ vs ニコラ・テスラ(神勝利/科学の光と忌み嫌われし蠅の王の闇)
・第9回戦:アポロン vs レオニダス王(神勝利/自己を貫き通す太陽神と不屈のスパルタ魂)
・第10回戦:スサノヲノミコト vs 沖田総司(神と人、剣の極致を極めし「剣聖」同士の血戦)
第10回戦終了時点で、神側と人類側のスコアは肉薄しており、まさに最終盤のクライマックスに相応しい緊迫度を迎えています。残された人類代表の戦士には、シモ・ヘイヘ、グリゴリー・ラスプーチン、ミシェル・ノストラダムス、坂田金時が控えており、対する神側にはロキ、アヌビス、オーディンらが名を連ねています。