観光中の急なトイレ探しにおいて、最も頼りになるのがソウル市内の地下鉄駅と大型商業施設です。ただし、日本の駅構造とは異なる点があるため、事前に探し方のコツを押さえておく必要があります。
地下鉄駅のトイレは「改札の外」にあるケースが約7割
ソウル交通公社が管轄する地下鉄駅のトイレは、改札口の外側(非運賃区域)に設置されている駅が全体の約7割を占めます。電車を降りてホームやコンコースを探しても見当たらない場合、一度改札を出る必要があります。交通カード(T-moneyカード等)で改札を出る際、5分以内であれば同じ駅の同一改札に再入場しても追加運賃が引かれない「同一駅5分以内再入場無料サービス(ソウル地下鉄1〜9号線等で適用)」が整備されているため、慌てず改札外の案内板(화장실 / Toilet)に従って移動してください。
街歩き中に立ち寄りやすい「きれいなトイレ」の穴場
- 大手百貨店・複合モール:ロッテ百貨店、現代百貨店(ザ・現代ソウル等)、新世界百貨店、COEXモールなどは清掃管理が徹底しており、最も快適です。
- 大型書店:教保文庫(光化門店・江南店など)や永豊文庫のフロア内トイレは誰でも利用しやすく、清潔度が保たれています。
- スターバックス:韓国国内のスタバは店舗数が極めて多く、店内奥に直結トイレを備えている店舗が多いため、休憩を兼ねた利用に最適です。
水洗ボタンの種類と流し方の注意点
韓国のトイレで見かける洗浄ボタンやレバーにはいくつかバリエーションがあります。
- 壁面の埋め込みボタン:「대(大)」「소(小)」とハングルで分かれている場合があります。青いボタンが大きい水流です。
- 便器上部のメタリック突起:上部にある丸い金属ボタンを強く押し込むタイプ。押し込みが浅いと水が途中で止まるため、奥までしっかり押します。
- 足踏み式ペダル:床面に設置されたペダルを足で踏んで水を流すタイプも一部に残っています。