二人の出会いは、東進ハイスクールをはじめとする予備校業界に端を発する。当時、まだ若手講師として頭角を現し始めていた林修氏と、12歳年下の裕子氏。かつて受講生と講師という縁から始まった交流は、彼女が医学部へと進学し、医師としての歩みを始めてから急速に深まっていった。
2000年に結ばれた二人の結婚は、当時の周囲にとっても驚きをもって受け止められた。知識人としてのプライドと独特のこだわりを持つ夫を受け止め、軽やかに対等な議論を交わせる存在こそが裕子氏だったのだ。年齢差を感じさせないフラットな関係性は、出会いの初期から現在に至るまで変わることなく保たれている。