「Montagem(モンタージェム)」とは、ポルトガル語で「編集」や「コラージュ」を意味する言葉だ。リオデジャネイロやサンパウロのストリートで夜な夜な開かれるファンク・パーティーにおいて、既存のアカペラや効果音を刻んで再構築する手法そのものを指す。タイトルに掲げられた「Hikari(光)」という日本語の響きは、怪しげな夜の喧騒の中に差し込むレーザー光線や、どこか切ないノスタルジーを象徴している。
元ネタとして使用されている声のサンプルは、地元のローカルMCが叫んだフレーズを極限までチョップし、ピッチを下げてエフェクト処理したものだ。単なる言葉の伝達ではなく、一つの「打楽器」として声を利用するこの技法こそが、トラック全体に流れる不気味で魅惑的な雰囲気の鍵を握っている。