病床にあっても、さくらさんの創作意欲が衰えることはありませんでした。彼女は亡くなる直前まで、アニメの脚本や新しいキャラクターのデザイン、そして自身のブログの更新などを精力的に行っていました。まるで、自分に残された時間が限られていることを知っているかのように、エネルギーを作品に注ぎ込んでいたのです。
彼女が遺した未公開のプロットやイラストは、彼女の死後も整理され、ファンの元へと届けられました。彼女のペン先から生み出される言葉は、病の苦しさを一切感じさせず、常に軽妙で、読む者をクスッと笑わせる力に満ちていました。命の灯火が消えかけるその瞬間まで、彼女は「さくらももこ」であり続けました。