メイン会場となる片瀬海岸西浜の沖合からは、次々と夜空へ放たれる光のアーチが海面を黄金色に染め上げた。花火の打上を担当したのは、長年にわたり国内屈指の技術を誇る株式会社丸玉屋だ。熟練の職人たちが手掛ける繊細な色変化とダイナミックな打上シークエンスは、波音との計算しつくされたシンクロナイズド演出によって観客を魅了する。
特に圧巻だったのは、潮風に乗って広がる特大尺玉と連発スターマインの饗宴だ。暗闇の相模湾に浮かぶ江の島のシルエットが瞬間的に浮かび上がり、光と影のドラマチックな対比を描き出す。こうしたダイナミックなエンターテインメント演出は、地域の観光・レジャー産業全体にも大きな経済効果と波及をもたらしている。