現地でスムーズに行動するために、旅行者がよく利用するスポットごとの詳細な利用マナーを整理しておきましょう。
1. 仁川空港・金浦空港
国際空港のトイレは世界トップクラスの清掃体制と最新設備が整っており、個室内にゴミ箱は設置されていません。日本とまったく同じ感覚で、トイレットペーパーをそのまま流して利用できます。
2. 地下鉄駅の公衆トイレ
ソウル交通公社などが管理する地下鉄構内のトイレも、法改正以降はゴミ箱撤去が完了しています。基本的にはそのまま流す仕様ですが、利用客が多いため、一度に大量の紙を流さないよう注意が必要です。なお、女性用個室には「女性用品専用の小さな汚物入れ(スニタリーボックス)」のみが設置されています。
3. ホテル・宿泊施設
宿泊先のトイレ事情は築年数とグレードに直結します。日系ホテルや高級ホテルは排水管が太く改修されており、紙を流しても問題ありません。一方、古いゲストハウスやオフィステル(アパート型宿泊施設)では、室内のトイレであっても「紙は必ずゴミ箱へ」と英語や日本語で案内されている場合があります。室内の注意書きを必ず確認しましょう。
4. 街中のカフェ・飲食店
韓国のカフェや飲食店では、店内にトイレがなく「ビルの共用トイレ」を利用するケースが日常茶飯事です。その際、以下の2点に注意してください。
・暗証番号(ドアロック)や鍵の有無:レシートの最下部にトイレの暗証番号(ピミルボノ)が印刷されているか、レジカウンターに鍵が置かれていることが多いです。
・トイレットペーパーの設置場所:個室内に紙がなく、トイレの入口付近や店舗のカウンター横から必要な分だけ巻き取って個室へ持ち込むスタイルの店舗もあります。
壁に貼られている案内文のキーワードとして、「변기에 휴지를 넣지 마세요(便器に紙を入れないでください)」とあればゴミ箱へ、「휴지는 변기 안에 버려주세요(紙は便器の中に捨ててください)」とあればそのまま流すサインです。