サンリオのキャラクターたちには、長年親しまれているからこそ生まれたネット上の誤解や、知られていない公式設定が数多く存在します。その代表例がハローキティをめぐる設定です。
ハローキティは「猫」ではない?公式見解の真相
海外メディアの報道をきっかけに世界中で大論争を巻き起こしたのが、「ハローキティは猫なのか」という問いです。サンリオの公式見解によると、ハローキティは「擬人化された少女」であり、四つん這いで生活する本物の猫ではありません。実際、キティ自身も「チャーミーキティ」という名前のペルシャ猫をペットとして飼っており、ロンドン郊外の一般家庭で学校に通い、双子の妹ミミィやパパ、ママと暮らす人間的な生活を送っています。身長はりんご5個分、体重はりんご3個分という象徴的な設定も、ファンタジーと現実が美しく調和した独自の世界観を形作っています。
マイメロディの「素直すぎる性格」と大人のツッコミ文化
テレビアニメ『おねがいマイメロディ』シリーズを通じて広く知られるようになったのが、マイメロディの天然で悪気のないストレートな言動です。悪気なく放たれる正論がライバルのクロミを結果的に追い詰めてしまうというギャップは、SNS時代のネットミームとして定着し、キャラクターに重層的な魅力を与えました。サンリオキャラクターは単なる記号的な「善玉」にとどまらず、それぞれが人間味あふれる欠点や個性を備えている点に、大人のファンをも引きつける深みがあります。