クイーンサイズベッドを購入する上で、最も致命的なトラップとなり得るのが「搬入不可」の事態だ。どれほど気に入ったモデルを見つけても、寝室まで運べなければ意味がない。特に集合住宅のエレベーターや戸建ての屈曲した階段、狭い玄関廊下は最大の障壁となる。
近年、Amazonや楽天市場といった大手ECプラットフォームで手軽に大型家具を注文できるようになった反面、到着時に搬入ができず高額な返品手数料や吊り上げ作業費が発生するトラブルが頻発している。特にスプリングが一体となった一枚もののマットレスは折り曲げることができず、マンションの階段踊り場で詰まってしまう事例が絶えない。
この問題を回避するための絶対条件は、事前に行う厳密な3D採寸だ。玄関ドアの高さと開口幅、廊下の曲がり角の奥行き、エレベーターの斜め奥行きなどをmm単位で測定しなければならない。また、搬入リスクを大幅に抑える選択肢として、80cm幅のマットレスを2枚並べる「分割タイプ(セパレート構造)」のクイーンサイズベッドを検討するのも極めて賢明なアプローチと言える。