ネット上の掲示板やSNS、知恵袋などで見られる評判・口コミを精査すると、評価は「会議所の機能を理解して能動的に動いている事業者」と「受け身の姿勢で待ち続けている事業者」の間で二極化しています。
好意的な声として目立つのは、資金繰りや公的支援に直結した体験談です。
「創業2年目にキャッシュフローが厳しくなった際、支部の経営指導員が親身に相談に乗ってくれ、マル経融資を実行できたことで倒産危機を脱した」(製造業・代表)
「持続化補助金の申請書を専門家に添削してもらい、無事採択された。販促ツールの制作費が浮き、新規顧客の獲得に繋がった」(飲食業・個人事業主)
一方、否定的な意見としては「交流会に参加したが名刺交換だけで終わってしまい、直接の成約に繋がらなかった」「担当指導員によって提案の熱量や知識量に差がある」といった指摘も見られます。商工会議所は営業代行会社ではないため、入会しただけで自動的に顧客が紹介されるわけではありません。提供されているプラットフォームや公的信用を、自社ビジネスにどうレバレッジさせるかが成否の分かれ目となります。