一般的な熱い温泉は冬場に人気が集まりやすいが、ぬくい温泉の真骨頂はオールシーズンでその魅力を発揮する点にある。
新緑が眩しい春や初夏には、ぬるめの湯に浸かりながら長時間の半身浴を楽しむのが至高だ。夏の盛りであっても、36℃〜37℃の体温に近い「不感温体」の温泉なら、汗をかくことなく体内の熱を逃がし、自律神経の乱れを整えてくれる。秋の紅葉シーズンや冬の雪見風呂でも、しっかり時間をかけて入浴することで、体の芯から保温効果を持続させることができる。
週末の1泊2日でも十分に効果を実感できるが、最近では金曜日の夜にチェックインし、日中はリモートワークを挟みつつ朝夕に長湯を楽しむ「2泊3日のワーケーションスタイル」が主流になりつつある。