当時、日本のボクシングファンが最も注視していたのが「この試合の勝者が井上尚弥との4団体統一戦へ進む」というシナリオでした。試合前からカシメロは井上を激しく挑発し、ファン間でもマッチメイクの期待が最高潮に達していた時期です。
リアルタイムで試合を観戦していた井上尚弥は、自身のSNSで苦言を呈するリアクションを投稿。「リゴンドーの徹底したアウトボクシングにカシメロが何もできなかった」「期待していた内容とは程遠い」といった趣旨の率直な感想を漏らし、試合の質の低さに呆れた様子を見せました。
この凡戦によってファイトマネーや米国内でのプロモーション価値が暴落。さらにその後、カシメロ陣営の度重なる計量トラブルや規約違反、王座剥奪劇が重なったことで、井上尚弥対カシメロのメガマッチは幻のまま完全に消滅することとなりました。