心が病んでいては、どんなに身体を整えても美しくは見えない。メンタルヘルスとフィジカルケアの結びつきは、かつてないほど強固になっている。ストレスによる暴飲暴食を防ぎ、質の高い睡眠を確保することが、結果として最も効率的なボディメイクにつながるという認識だ。
ありのままの自分を受け入れる「ボディポジティブ」の思想も進化を遂げた。それは単に「太っていてもいい」と現状維持を肯定するだけでなく、「自分の身体を労わり、より良い状態へ導く」という自己愛の表現へとアップデートされている。自分を痛めつけるようなトレーニングは、もう流行らない。