番組の歴史を振り返ると、かつて福島県で展開されたDASH村の開拓史がその原点にある。農業や家造りに一から挑む姿は日本中に感動を与え、そのスピリッツは無人島を舞台にしたDASH島や、東京湾の生態系再生を目指すDASH海岸へと受け継がれてきた。
だが、これらの長期大規模プロジェクトには莫大な維持費と安全管理コストが常にかかる。特にDASH島でのインフラ整備やDASH海岸での専門的な環境保全活動は、一般的なスタジオ番組とは比較にならないほどの予算を消費する。制作費圧縮の波が押し寄せるなか、こうしたスケールの大きなロケをどこまで維持できるかが、番組の去就をめぐる議論の焦点となっている。