改めて振り返ると、MJG接骨院が「怪しい」と強く噂された真相とは何だったのか。その根底にあったのは、医療類似行為を提供する場でありながら、過剰なマネーゲームと過激な営業主義に傾倒しすぎた点にある。急成長の裏に隠されていたのは、慢性的な専門スタッフ不足と、それを補うためのマニュアル化された高額ローン勧誘手法だった。
患者の健康と向き合うべき柔道整復師たちが、ノルマ達成のためのセールスマン化を強いられていた実態。芸能人アンバサダー戦略で塗り固めたクリーンな表の顔と、療養費不正請求問題や誇大広告に手を染めた裏の顔の乖離こそが、怪しさを決定づけた全貌である。消費者が感じ取った違和感は、企業の歪んだ構造を見抜いていた証拠だったと言える。