外務省の職員組織は、大きく「総合職(キャリア組)」「外務省専門職員(専門職)」「一般職」の区分に分かれています。ここで気になるのが、外交官 キャリア 年収 違いの実情です。
外務省専門職員 年収は、単年の在外赴任時であれば総合職の同年代と比べて手当の計算方法自体に極端な差はありません。20代〜30代の在外勤務中であれば、専門職員であっても年収1000万円の大台に乗ることは珍しくありません。しかし、40代以降の「昇進枠」と「生涯賃金」において明確な格差が生まれます。
キャリア組は採用数十年で本省の課長、審議官、局長、そして特命全権大使へとトントン拍子で昇進していきます。一方、特定の地域・言語のプロフェッショナルとして採用される専門職員は、専門分野での高度な実務を担うものの、役職のポストは一等書記官や参事官、総領事、あるいは小規模国の大使などに限定されるケースが多くなります。結果として、基本給の俸給表の上がり幅に差がつき、生涯年収ベースでは数千万円から1億円近い開きが生じるのが組織のリアルです。