豚骨ラバーの間で常に熱い議論が交わされるのが「スープの香り」です。万人受けを狙ったマイルドな豚骨スープがある一方で、コアなファンを唸らせているのが豚骨カップラーメンの臭いまで再現した本格派の存在です。フタを開けた瞬間に漂うあの独特の獣臭を香料や抽出オイルで忠実に再現しており、まるで博多の路地裏にある老舗ラーメン店に足を踏み入れたかのような錯覚を覚えます。
この本格的なスープを受け止めるのが、進化した豚骨カップラーメンの極細バリカタ麺です。かつての油揚げ麺では再現不可能だった「芯にわずかな硬さを残す粉っぽい食感」が、最新のノンフライ製法によって湯戻し60秒から90秒で実現できるようになりました。
スープが麺にしっかりと絡みつき、すするたびに豊かな風味が鼻を抜ける感覚こそ、豚骨カップ麺が美味しい理由の核心と言えます。臭みを隠すのではなく、旨みの一部として昇華させた本格仕様の一杯は、一度ハマると抜け出せない魔力を持っています。