関係者への取材から浮かび上がったのは、平野独自のストイックなトレーニングルーティンだ。重いウェイトを闇雲に持ち上げるのではなく、自重トレーニングとチューブエクササイズを組み合わせ、深層筋(インナーマッスル)と広背筋を効率よく刺激するメニューを好むという。特に懸垂(チンニング)のバリエーションは多彩で、グリップの幅を変えながら背中の隅々まで負荷をかけていく手法がベースになっている。
さらに注目すべきは栄養補給への強いこだわりだ。過酷なセッション後に摂取する愛用プロテインは、無添加で吸収効率の高いホエイプロテインアイソレート(WPI)を厳選。余計な脂質や糖質を極力排除し、ビタミン群やアミノ酸スコアの高い成分をブレンドしたオリジナルカクテルを愛飲している。「体が重くなるとキレが落ちる」という持論のもと、理想的なPFCバランスを日常的に維持しているのだ。