A4サイズの基本寸法は、縦29.7cm × 横21.0cmです。単位ごとの正確な数値は以下の通り、国際標準化機構(ISO 216)および日本産業規格(JIS P 0138)で厳格に定められています。
- センチメートル(cm):21.0cm × 29.7cm
- ミリメートル(mm):210mm × 297mm(A4サイズ寸法mmの公認規格)
- インチ(inch):約8.27インチ × 11.69インチ(A4用紙インチサイズ)
- 面積:約0.0624平方メートル(基準となるA0サイズ=1平方メートルの1/16)
なぜ「20cm×30cm」のような切りの良い数字ではなく「21.0cm×29.7cm」という端数のあるサイズなのか、疑問に感じる方も多いはずです。その理由は、紙のA4用紙縦横比率に採用されている「1:√2(約1:1.414)」という幾何学的な比率にあります。
この比率は日本では古くから法隆寺の五重塔や寺社建築などにも用いられてきた「白銀比(大和比)」と呼ばれ、美しさと実用性を兼ね備えています。最大の利点は、「長辺を半分に折っても、縦横の比率がまったく同じ(相似形)になる」という点です。A0を半分にするとA1、さらに半分でA2、A3、A4へと相似形のままサイズダウンしていくため、印刷時の縮小・拡大レイアウトで文字や図版が崩れる心配がありません。