専門家の間でも、無秩序な大量摂取に対する注意喚起が強まっている。日本豆乳協会が推奨する1日の摂取目安量は約200ml〜400ml(パック1〜2本程度)だ。しかし、「ヘルシーだから」と水代わりに1リットル近く飲むような極端な摂り方をする人が後を絶たない。
現場で指導にあたる管理栄養士は、タンパク質の過剰摂取による腸への負荷を懸念する。「大豆タンパク質は消化に時間がかかるため、過剰に摂ると腸内の悪玉菌のエサになり、腸内環境のバランスを崩すリスクがあります」と解説する。特にミネラルのうちカルシウムとマグネシウムのバランスが崩れると、便の保水力が失われ、便秘が深刻化するケースが報告されている。