フラムドールの隣にそびえ立つ琥珀色の高層ビル「アサヒビールタワー」にも、趣向を凝らした意匠が隠されている。白く波打つ頂上部と金色のガラスウォール。ピンと来た方も多いだろう。そう、ビル全体が「泡のあふれるビールジョッキ」を表現しているのだ。
日本の飲料・醸造産業を長年にわたり牽引してきた同社が、自らのルーツであるビールの美しさを建築へと昇華させた決定版といえる。壁面のガラスは、注ぎたての泡と黄金色の液体が光に反射する瞬間を見事に再現。内部には最新の環境技術が組み込まれており、歴史的遺産と最先端イノベーションの融合を見せつけている。