市民からの問い合わせが年間を通じて最も集中するのが「所沢市プラスチック分別」の境界線です。多くの住民が「プラスチック素材であれば何でもプラごみ」と誤認していますが、所沢市の収集基準では素材ではなく「用途とマークの有無」で完全に二分されています。
週1回回収される「プラスチック類」の対象は、商品を入れたり包んだりしていた「プラマーク(プラスチック製容器包装マーク)」が付いているものに限定されます。食品トレイ、お菓子の外袋、シャンプーのボトル、緩衝材(プチプチ)などがこれに該当します。排出時の絶対条件は「水で軽くすすぎ、汚れや臭いを取り除くこと」です。マヨネーズやレトルトパウチなど、油分が落ちきらないものはリサイクルの阻害要因となるため「燃やせるごみ」へ回す必要があります。
一方で、バケツ、洗面器、タッパー、歯ブラシ、プラスチック製のおもちゃなど、製品そのものがプラスチックでできている品目にはプラマークがありません。これらはプラスチック類ではなく、月2回巡回する「破砕ごみ(不燃物・小型複合製品)」に分類されます。この選別を誤ると、収集員によって「分別シール」が貼られ、集積所にそのまま残される事態に発展します。