ネット上の掲示板やSNSでは稀に「専属スタッフがすべて作っているだけではないのか」「単なる露出の多いタレントなのでは」といった誤解や冷ややかな見方が散見されます。しかし、これらの言説は彼女のルーツと制作プロセスを知る関係者によって明確に否定されています。
初期のえなこは、自宅のミシンで型紙から衣装を起こし、布地の買い出しから縫製、装飾の接着までを自身の手で完結させていました。現在でこそプロの衣装制作チームやスタイリストと協働していますが、その監修方針は極めてストイックです。本人の発言や舞台裏ドキュメンタリーによると、「二次元の非現実的なフォルムを、現実の布地でどう破綻なく表現するか」について、数ミリ単位の丈の長さや生地の光沢感、露出部分の見え方に至るまで自ら指示を出しています。
露出度の高い衣装であっても、下品に見せないためのボディメイクやインナーの選定、ポージング時の筋肉の引き締め方には並々ならぬ計算が施されています。「露出しているから売れている」のではなく、「キャラクターが持つ魅力を最大限に引き出す結果として露出を厭わないプロ意識」が、ファンや版元関係者を惹きつけてやまない本質なのです。