書類選考や経験論文で不合格となる受験者の多くは、単なる職務履歴の箇条書きに終始している。40代の志願者に期待されているのは、これまでにどのような困難に直面し、それをどう組織的に解決してきたかというプロセスの開示だ。
職務経歴書を作成する際は、以下の3点を軸に組み立てることが欠かせない。第一に、組織におけるリーダーシップとチームマネジメントの発揮事例。第二に、部署間や外部関係者との利害調整能力。第三に、民間での知見を公務の現場でどう具体化するかという持続可能なビジョンだ。「若手職員の育成経験」や「業務プロセスの効率化」など、行政現場が喉から手が出るほど欲しいエピソードを言語化することが、年齢の壁を突破する最大の鍵となる。