2005年に放送された日本テレビの連続ドラマ『女王の教室』は、志田未来という才能を日本中に知らしめる決定的な転機となった。冷酷な孤高の教師・阿久津真矢に立ち向かう神田和美役を演じた際、彼女は当時わずか12歳。威圧感あふれる教室の中心で、圧倒的な存在感を放ってみせた。
冷徹な教師役を務めた天海祐希は、子役たちの緊張感を本物へと昇華させるため、あえて撮影現場で距離を置いて接していたという。その徹底した演出とプレッシャーの中で、志田未来の演技力は劇的な覚醒を果たす。おどおどした少女が次第に意志を持つ目へと変わるグラデーションを巧みに表現し、視聴者を画面に引き込んだ。